4月17日、早朝の代々木駅。氷雨(ひさめ)模様。
マッハさん、KABOさん、サニーデイ田中貴という、
いわゆるひとつのラーメンズが、車で待っていた。
わたし、自己紹介の際は99%「ラーメン好き」として紹介されたり、
それについて言及するに至るわけですけど、そうなると、
「わたしだってラーメン大好きですけど?」
「めっちゃ食べますけど?」
「ラーメン詳しいですけど、何か?」
的な、「どや顔」されることがあります。
でもそういう態度の方にとってのラーメンは、得てして
「他にもっと好きなものが10や20はあって」の「好き」。
パスタで替えがきく程度の「好き」です。
ラーメンに限らず、どんなジャンルでもそうですけど、
人並み以上にのめり込んでる方は、そう簡単に好きとか詳しいなんて
口にしませんね。
「人よりは食べる方ですけど…」くらい。
なんでかって、「自分より凄い人をいくらでも知ってる」からであり、
知れば知るほど、「自身の無知を思い知らされる」からです。
車で待ってた3人もそう。その愛の深さが違い過ぎる。
この方々、たぶん女よりラーメンの方が好きよ。
なればこそ「もてねぇ〜ズ」でもあるわけで(笑)
そんな4人で一路、千葉へ。
この雨のせいか、もの凄い数の玉突き衝突事故とか見つつ…。
やって来たのは「らーめん房 やぶれかぶれ」。
本日こちらで、ラーメンのコラボイベントが行われるのです(たのです)。
「麺魂〜MENSOUL」
参加店舗は、「麺や 七彩」「麺や 福一」「めんや もも」「Bee Hive」
「麺匠 喜楽々」「らーめん房 やぶれかぶれ」という面々。
そして今回の“スペシャルパートナー”として
千葉の
「菓子工房アントレ」が参加。
ちょうどいいタイミングで、N野さんと店頭で合流。
も−とにかく寒くて、みんなガタガタ震えていた。
「ままままだだ、せせせ整理券はあああ くく配られななないののの」
そんな我々を見るに見かねたのか、お店側から熱い缶コーヒーの差し入れが。
地獄に仏フィーリング。
かれこれ1時間近く待ってましたかね…? ようやく整理券が配られました。
それを手にして、5人は「朝ご飯」。ファミレスのバイキングへ。
写真を載せるのは控えますが、みんな食べ過ぎ(笑)
整理券を握りしめてお店に行くと、「MENSOUL」の限定Tシャツが
売られていたので、迷わず即買い。カッコいい。
イベントの趣旨ゆえ、完全入れ替え制。1stロットでいただきます。
「食後のデザート」と言う通り、普通は最後にいただくのがデザート。
それを今回のイベントでは、大胆に逆転。
デザート、そしてラーメン、という順番で提供されるのです。
主に“香り”にスポットを当てているとのこと。
まずはスイーツから。
クッキーとリンゴを乗せたモンブラン。上に乗ったものたちが
意外性を発揮していて、さらにイチゴのジャムや、深みのあるチョコレートで
表情を変える。
ジャムやチョコは、ラーメンとフュージョンさせるため残しておいて。

えーと、メニュー名は「麺魂」でいいんだっけ?
で、いくらだっけ。…忘れた。
コンソメスープをベースに、超強力粉を使った特製麺。
乗ってるお肉は、先日A5ランクを堪能させていただいた常陸牛。
真ん中にキラキラしてるカエルの卵のような粒は、
スープと香辛料で煮た青葱で作ったエルブジ。
(※エルブジ…スペインの超創作レストラン名であり、その技法)。
モヤシの香りが濃厚に漂い…食べやすいけれど、深みのあるラーメン。
スイーツで甘さを堪能したせいか、甘味や旨味などの伝わりやすい味は
より抑えめに、仄かな苦味や滋味が嗅ぎ取りやすくなっていたかも。
昼と夜とでは、麺が替わったり、色々と趣が異なったそうですが、
食べ比べてみたかったですね。
さて、このラーメンが供される前に七彩店主・阪田さんが、
スイーツ担当の「アントレ」さんについて話してくれた一言があります。
「『スイーツ』がどうこうじゃなくて、こんなに美味しい『食べ物』が
存在するんだ……って感じですよ」
これを聞いて、揺さぶられない方がおかしい。
5人はまっすぐアントレさんに向かい、思い思いのケーキを購入。
どこか公園ででも食べよう…と思うが、適当な場所が見当たらない。
近くにあった公民館で、公園の場所を訊くと、ここでどうぞと案内された。
噂のショートケーキは、甘味や酸味、ふわっとした感じなど、
すべての要素がギリギリなラインで、これはとても美味しい。
5個くらいはまったく飽きずに食べられそう。
他のものも果実の良さが伝わって来たけど、やや特徴を出すことに重点が
置かれている感じで、その分ショートケーキの方が好み。
「いい年」をした「男」が「五人」で「公民館のフロアの片隅」で
「ケーキ」を食べる。もちろん「写真」も撮りまくりで。
…という、世にも奇妙な光景に、通り行くジジババも熱視線である。
今こそ、あの言葉をこのときの僕らに捧げたい。
せーの
モテナイ。