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泡状魚汁

2010.03.31 Wednesday

ふじさきくんと、まさるくんが
「あーおーきーくん。ラーメン食べに行―こーう」とゆうので、
ぼくたちは車にのって、3にんでいってきました。

春日『本枯れ中華そば 魚雷』へ。

前回はテーブル席でしたが、今回はカウンター。
ネタ満載のこの店の、ダントツのネタ、サイフォンが目の前に。
コーヒーに用いるサイフォンで、鰹ダシを抽出しているのだ。

自慢じゃないが、わたしは学生時代に珈琲研究会に所属し、
会長までつとめている。
今はブレンディ愛好家に身を窶しているが、
実は違いのわかる男なのである。ダバダ〜

我が会はサイフォンではなく、ペーパードリップを基本としていました。
ネルドリップやペーパードリップは、淹れ手が豆の状態を見ながら
細かく調節できるものの、その腕前で著しく味が変動してしまう。
それに比べ、サイフォンはそこまでの細かい調整は効かないながらも
安定して抽出できるという利点がある。

ここまで書いてなんですが、鰹出汁をとるのにサイフォンが適している、
理に適っている、かどうかなんて知りません。

魚雷

3種選べる具、前回は「鶏オーブン焼き、チンゲン菜、根まがり竹」と
変わり種チョイスだったので、今回は王道的に、
「タマリ漬け叉焼、メンマ、ナルト」をセレクト。

魚雷
本枯れ中華そば700円
(タマリ漬け叉焼、メンマ、ナルト)辛味玉100円

エスプーマ(すべてのものを泡状に加工する調理器具・その調理法名)
が乗っていますが、前回は乗っていませんでした。
運ばれて来た段階で、すでに溶け切っていたんです。

今回は写真を撮って、味見をするまでしっかり残ってくれてました。
何を泡状に加工したんでしょう。

ぺろ。

か、鰹ですね! 
そうだったのか〜。スープとは違うものを想像してたんですが…。

その効果はともかく、ビシっと出汁が効いてて美味しいですね。
様々なギミックの心理的効果もアリとして受け止めながら。

魚雷
具をデコレーション。

そして途中から辛味玉。
どうでもいいけどコレ、「からみだま」じゃなく「からあじたま」って
読んじゃうよね(券売機にも味玉じゃないことが明記されてます)。

魚雷

「辛さ」は五味に入らないんでしょ、だったら辛「み」玉でいい。
「辛味」って言葉を抹消できれば面倒がないのにね。

これ結構辛いです。でもしっかりしたダシの中で浮き気味な辛さ。
やっぱり辛みは油脂との相性がいいのかな。

えっなに? 次行くかって?
違うでしょ。
次、「どこへ行くか」でしょ。

posted by: 青木 健 | | 01:18 | comments(6) | trackbacks(0) |

不知南仏

2010.03.30 Tuesday

同音異義語、というのがありますが、
同音で、しかも似た意味の言葉というのは以外と多いですね。

「思う」が、「思い浮かべる、考える」などを表すのに対し、
「想う」の方が、より強く、しかも人や過去を「想っている」
感じがして、切なさまで漂います。
知らぬ間に「想像」という言葉を連想しているんでしょう。

ビデオ録画の場合、「撮る」ではなく「録る」。
「撮る」だとデッキでなくカメラ回してる感じ。
取る、採る、執る、獲る、穫る、盗る、摂る、すべて似ていて違う意味。

「笑う」に比べて「嗤う」。これはやや当て字ですが、
嘲笑ったり、高みから笑う、影で笑う、ほくそ笑む、
というニュアンスを含んで使われますね。

そんなわけで、似た言葉がふたつくっついて単語になっているものも
多いですね。

「表現」「返還」「停止」「痕跡」「収納」「堅固」「延伸」「柔軟」
「改革」「上昇」「尊敬」「単一」「自己」「思想」などなど。

「創作」というのもそうで、
「作る」が、単に模型や料理を拵えるという意味を表すならば、
「創る」は、新しいもの、固有のものの「創造」。
ちなみに「造る」は酒や船など大規模なものに用いられますね。
じゃあ、「創造」は新しくて大規模なもの? そうとも限らない。
日本語は難しい。

しかしこの「創」という文字に、「サク」という音を当てたという例は、
今まで見たことがありません。

長々とつまらぬことを書きましたが、今回のお店は
大久保の「麺屋 優創」です。
「めんや ゆうさく」と読みます。

「松風」は、量はともかく、味がいまひとつ(いまカレー)足りなかった
気がしたので、その心の隙間を埋めにきてしまいました。


ここを曲がるとお店が……な、なんだ………
「本気のラーメン」と書かれた大看板!

優創

「優創」と書いて「ゆうさく」と読ませるくらいだ、
「本気」と書いて「マジ」なのは当たり前だろう。

新しいお店なので、綺麗ですね。
フレンチ出身の店主が、南仏の魚介スープ…つまりブイヤベースの要領で
スープをとっているという前評判。
…んなこと言われても、馴染みがないからわかりません。

少し前、知り合いのフードコーディネーターさんに、
「ラーメンだけ食べてても、上も下も知らなきゃ評価なんかできないじゃん」
と、あまりにもあからさまに言われました。
「そんなことわかってますよ」なんて返すと、
“本当はわかってなかった感じ”になってシャクなので、
グルメな食生活を送るラーメン評論家の方々を擁護しつつ、
とりあえず「わたしは評論なんかしてないですよ〜」と微笑んでみた。
してないもん。「評論」は。


優創
魚介味噌ラーメン880円

なんというか。「甘濃い」ね〜。

甲殻類の香りがして美味しいですが、味もアブラも濃い目ですね。
もちょっとダシ感がわかるといいような…。でも味噌だもんね、仕方ないか。
麺は平打で、「中華麺・フィットチーネ・きしめん」の融合と書いてある。
まあ、そんな感じよね。
これもまあ、中華麺以外の経験値が圧倒的に少ないわたしだからねえ。

もちょっとスープに満足度があればいいんだけど、それが少なかった分、
アサリとエビ、ワカメにノリ、っていう具が物足りないかな。

このお店は紛れもなくこのメニューがウリなんだけど、
「フ〜ン」て頭で理解しちゃうというのかな。
もっと舌と心に届いて欲しい。
だから、900円近く払ってまた食べに来るかどうかは微妙。

魚介味とは別の「豚骨醤油ラーメン」がどんな味なのかが問題ですね。


なにしろ本気(まじ)のラーメンと謳う漢(おとこ)のようだし、
時間(とき)が経てば、未来(あす)はより輝く美味(あじ)に成長し、
現在(いま)とは違った表情(かお)を見せるかも知れません。
そう思いながら、わたしは瞳(め)を閉じ、路上(みち)を歩きながら、
都会(まち)に消えてゆくのだ。

posted by: 青木 健 | | 03:36 | comments(2) | trackbacks(0) |

辛味欲求

2010.03.30 Tuesday

文化学院で授業してから、御茶ノ水から秋葉原までフラフラ。
徒歩15分。くらいかな。

「きび」さんが出した新店「秋葉らーめん 松風」です。

見つけにくいとは伺っていましたが、
大通りから一本脇の道、さらにそこから入った路地の奥。
なるほど、これはわかりにくいわ。
(知ってる人には「サンボ」の近くといえばいいのか)
路地の手前では、お兄さんがプラカードを持って声を上げていました。


松風
松風らーめん780円

とくに「大きくて凶暴な馬」の味がするわけではありません。

簡単にいえばベジポタ。
第一印象はズバリ、「辛さとスパイスを抜いたカレー」。
それが頭から拭えず、どーももうひと味欲しくなっちゃう。
野菜だけで抽った味とは思えないくらい、しっかりしてるんだけどね。

ふと見ると、お隣の方が限定のカレー麺を食べている。
…ああ、そっちが正解かも。
というか、そのカレーの香りが流れてきて、
なおさら「ギブミーカレー!!」な気分。

なにか大胆に味をいじれる卓上調味料でもあるといいかも。
(あったかもしれないけど)
意外にウスターソースとかでも受け入れちゃうんじゃないかな。
色々言いながらも、汁  完 。


らしくない感じで新店に行っちゃったせいかな、
その勢いで新店連食。

posted by: 青木 健 | | 00:58 | comments(2) | trackbacks(0) |

女麺店員

2010.03.29 Monday

斉藤さんという方がいます。

多摩組の第1回イベントは、スタンプラリーだったのですが、
その期間は2ヶ月間ありました。
12店舗とはいえ、2ヶ月もあればなんとか回れるのでは…と考えてのこと。

ところが斉藤さんは、たった「2日」で12店舗を制覇してしまったのです。
それだけではない。
結局、彼は期間中に5周もまわってしまった。
彼のスタンプカードは真っ赤でした。

彼には何か形にしてあげなくては…ということで、
彼の結婚式当日、多摩組店主さんたちのメッセージ色紙と
僭越ながら拙画のウエルカムボードを持ち、式場に参上仕りました。


幸せをお裾分けしてもらったその帰り、「小麦と肉 桃の木」に。

「せたが屋」系列ですが、女性だけで営業しているお店です。
開店当初は、「せたが屋」店主、ミスターラーメンこと前島さんが
厨房に立っていたそうです。
だからと駆けつけた方もいたようですが、わたしは敢えて避けました。
女性だけの営業になってから来たかった。
いや、イヤラシい意味じゃなくて。


桃の木
つけ麺 昆布醤油味850円

桃の木

なるほど…和の趣きです。
いま流行りの肉汁うどん的であり、どこか蕎麦的でもある。

この平打麺、麺だけ食べるのと、つけて食べるのとでは、歴然と差が出ますね。
それって何でなの?
何が違うと、その差が大きく開くの…?

卓上に「お願い」が置いてありましたが、
「お願い」じゃなく「お 願 い」の方がいいのではないでしょうか。
こんな風に。

桃の木

女性なだけに。
どうせなら「お ね が い」の方がいいですね。

ガッツリ量がありますけど、女性客も目立ちました。
ま、男性の同僚に連れられて来たOLばかりでしたが。
ラーメン好きというよりも、「麺」好きに食べて欲しい一杯です。

スープ割りは立派な湯桶で出てきます。これは珍しい。
しかも専用に作られた蕎麦湯だそうですよ。
わたしはてっきり普通に器に注いでくれるものと、カウンターの上に
器を置いてしまったんですね。ご注意あれ。

故・杉浦日向子さんは、
「こんなにうまいソバ湯に値がないとは、
 いかにも、仏のミルクといった風情ではないか」
と書かれたが、こちらも悪くない。
蕎麦屋の“憩い”には、ラーメン屋はそうそう勝てないけどね。


そういえば、わたしから斜めの席に、
異常なまでの「常連オーラ」を出しまくってる方がいらっしゃいました。
通ぶったオーダーとか店員さんとの会話、じゃなくて。

「目線」です。
客の誰かが「初心者ゆえのまごつき、失敗」をすると、
彼の目が、それを素早く捉えるんですね。
そしてフッと垣間見せる余裕の表情。意識し過ぎだから!(笑)

いやなに、もう常連さんがついているなんて凄いな、ということで。
他意はございません。


夜はらーぷ先生のスタイリッシュダイニングでした。
ま、たまには書かなくてもいいか。

美味しかったものの写真だけ。
焼おにぎり的なものをスープ的なものに入れた何か。

スタイリッシュ

posted by: 青木 健 | | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

猪鍋豚麺

2010.03.24 Wednesday

秩父で食べてから、人生で二度目。
といって、昔のこと過ぎて味なんか忘れちゃってます。

KABOさんのお誘いで『猪鍋』を食べました。
場所は立川の「魚魚」さん。

ラーメン人間的に「猪」といえば
「猪を…打ちに行ってさ……冬だよ…」ですが、
「武骨」や「なんつッ亭」でも猪を使ったラーメンを作っていましたね。

魚魚

土の香りがするホウレン草をつきだしに、
たっぷりの有機野菜サラダ、新鮮な魚介類でビールが進む。

魚魚

そして猪。
醤油と味噌、二種類の鍋。
クセもなく、とても美味しかったです。

途中、骨付きのところがあるよ、と出て来たカタマリ。

魚魚
あたし、喰います!

鍋のシメで食べた雑炊も、ひっつみも、全部ウマかったです。
昆布締めの鯖寿司も、なんだか忘れたけど煮付けた魚の肝も。
最後はエビのラーメンと、手作りのガトーショコラまで。

魚魚


お開き後、KABOさんとわたしは「じゃあラーメンを食べに行こう!」
という頭の悪い展開で、サニー田中さんに連絡。


代々木「アンネ」で待ち合わせ(ラヲタ的には「bin」があった場所ね)。

「音楽門、プリティ綱、オチャメ目、にぎや科、不思議属、刺青種」
であるジュンちゃんが「ア オ キ さーん」と、振り付けでお迎え。

1杯飲んでから…のつもりが2杯3杯、4杯5杯。

酔ってくれば、例によってTTの偏愛プレイ。
ユーミンに、ルパンに、海援隊。
金八の動画まで観ながら、知らないお客さんも交えて、完全に金八ナイト。
みんな好きなんだから、金八っつぁん。

「サツが怖いか怖くないか、沢井に訊いてみろー!」


そして雪、降りしきる中、「アンネ」から移動。夜と言うよりも、朝。

頭の中はまだ猪を追う猟師。雪の中。
「山芋の……腸詰めだよ…これをさ、炙ってさ…食うんだって…ッ!!」

彷徨った我々が辿り着いたのは「我竜冥心」。


我竜冥心
らーめん700円

しこたま飲んで食ってしたあとにこの背脂は、ウプって感じですが、
よくやっちゃいますよね。
それで考えたんですが、もしかするとこの行為って、
「暴走している飲食を、ここでストップさせるため」に、
無意識で選択しているのかもしれません。

スープだけになった頃、店長さん(?)と少しお話に…。

「この前、中本新宿店の店長さんがいらっしゃいまして、
 『ウチのより辛い!』っておっしゃってました」


なにぃ〜!

「普通でもそれくらい辛いんですけど、辛さを3倍にしてくれっていう
 ホストのお客様がいて、顔面蒼白になりながら完食して帰られました」

なにぅを〜〜!!

……いや、わたしは一度、真の地獄を垣間みた者ですから、
迂闊に手は出しませんよ。

「うえだ」の女将さんも言ってましたからね。
「辛くするだけだったら簡単だ」ってね。

しかしまあ、食い過ぎです。
普段の2日分はゆうに食べましたね。

わたしが太らないのは、ある意味当たり前なのよ。

posted by: 青木 健 | | 23:26 | comments(2) | trackbacks(0) |

食輪交流

2010.03.23 Tuesday

「and party」というSNSがあります。
わたしも微妙に関わっているのですが、その説明は…追記にしましょう。

その「and party」関係のパーティーで、田中玄さんと知り合いました。
その場で田中さんのことを知っていたのは、テキーラ林さんくらい
だったのですが、わたしとしてはもちろん、妥協なきラーメン職人として
存じております。

その田中さんの元へ、「and party」についての説明に出向きました。
ま、わたしはくっついて行っただけですけどね。

というわけで、五反田に出来た『麺創房 玄 本店』へ。

玄
玄麺880円

美味しい〜。やわらかく素材感が伝わってきます。
あらゆるものが寸止めという感じですね。
あとになればなるほど、魚介が激しく、しっかりと感じられてきます。

一緒に行ったミッキー君は、ラーメンは好きだが「ラーメン好き」ではない
というラインのラーメン好き(ああわかりづら)。

横浜生まれの彼は、豚骨醤油のコッテリ味が染み込んでいる。
「やさしい味だね」という感想は、それはその通りなんだけど、
なんかちょっと、感じ切れてないのが伝わってくる。
正直に言ってみろ「物足りない」じゃないのかっ!?
…なんて、嗜好を知ってる友達が相手だと、意地悪く思っちゃうね。


それにしても、やっぱりこの手のラーメンは、店主の目の届く規模、
範囲でないと難しいのかもしれないですね。
秋葉原時代(移転後の方)では、フツーだな〜という感想だったから。

ということで、色々お話させてもらいましたが、
やってることが先いってますね。
「and party」の目指す方向性がかなりかぶってたんです。
相互の力でもっと大きいことが考えられるといいと思います。


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posted by: 青木 健 | | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) |

屈辱払拭

2010.03.17 Wednesday

「喜楽」のあと、多摩組の打ち合わせが終わり、前に行った居酒屋で飲み。
辛い野菜炒めを、辛さマシマシで出してくれたとこね。

今日もみんなは特別に辛くしたやつをリクエストしたんだけど、
「すみません、今日はハバネロが切れてまして、通常のものしか…」
うわ、あれやっぱりハバネロだったんだ…。

飲みながら組長が「青木さんの誕生日企画は終わったんスか?」って、
何の気なしに言ったのね。それにわたしが答えるより先に、
ちょうど生ビールを運んできた店員さんが、

「ええっ? どなたが誕生日なんですかっっ!?」

目の色変わったよ……猛烈にイヤな予感。

数十分後、いきなり店内が暗くなり……

「本日はなんとー!! お誕生日の方がいらっしゃいますーー!!!」
(以下略)

オレさー、ああいうサービスってどうかと思うのよ……。
昔、彼女がレストランで楽器演奏までつけてくれてたのは
とっても嬉しかったけど、頼んでないのにやるのとか、絶対にナシでしょ。
だってそれは客のためじゃなくて
「ウチ、こんなこともしちゃいますけどお〜!!」
っていう店の、他の客への勝手なアピールだもの。本人をダシにして。

少なくともオレ的にはダメ!ゼッタイ!
プチシューとかくれたってさあ…小学生でも喜ばねえぞ。
せめて生ビール全員分とかだったら許したかもしれないけど。


そのあとは気分を変えて、「武蔵家」でいただきます。

武蔵家

まずばビール。組長のご好意で、キャベチャー。

武蔵家
半ラーメン500円

いつも言ってますが、家系は定食。だからライス。
飲んだあとだろうとライス。
ラーメンを半ラーメンにしてでもライスだ。

武蔵家

ライスと、なんでだっけ、唐揚げ。

キューちゃんがあれば(=KABOなら)なお良しだが。

武蔵家

汁  完 。
波唐草の底。

posted by: 青木 健 | | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

隙間食事

2010.03.16 Tuesday

2月15日の月曜日。渋谷は雨でした。

渋谷のIT企業で打ち合わせをして、多摩組の打ち合わせに向かう。
でも、朝からほとんど食べてなかったので、とてもお腹が減っています。

時間のないときって、脳が一時的にフル稼働しますね。
サーモグラフィで見たら、赤くなるのかも。

「多摩組の打ち合わせの前に文房具店に寄らなくちゃいけない。
 渋谷から吉祥寺なら井の頭線。この会社から井の頭線の乗り場への
 直線上から近い文房具店…東急に伊東屋があるぞ!
 色紙は売り場のあのあたり…選ぶ時間と…他に必要なものを買って…
 所要時間を計算しろ、……15分、最低でも10分はとれる。」

そしたら行く店なんて、ひとつしかないでしょ。
今いる会社からも近く、行列の可能性が低く、提供も早い店。

「中華麺店 喜楽」

わたしがメニュー通りに
「『中華麺』ひとつください」と言えば、
「はいラーメン一丁〜!」と受ける(笑)

厨房内の3人の店員さん、それぞれキャラが立った感じ。
勝手に、豚骨さん、昆布さん、鰹節さんと命名。
きっとみんな長いんだろうな。
ここでの性格が容姿を作り上げてるような、そんな顔をしてる。
それぞれの立場、人間関係を勝手に想像しつつ、
ラーメンという呼び名の中華麺を待つ。

喜楽
中華麺650円

「ああ〜!」

ラーメン・サイクラーの醍醐味がこれだ。
「ああ〜! そうだよ、コレコレ、コレなんだよなあ〜!」
っていう「ああ〜感」が欲しいのだ。
それが強いラーメンほど、記憶の深いところに刻まれているということ。
「喜楽」も「メルシー」と同じく、「ああ〜感」が強烈だ。

もう「美味しい」とかを越えている。いや、美味しいんですけどね。

しっかりした麺の主張。濃くないけどコクのあるスープ。香ばしい醤油ダレ。
スープと馴染む揚げネギ、モヤシの上に乗った、ガッチリ固い味玉。

説明するとそれで終わっちゃうけど、それが組み合わさる凄さが、
何十年もここで続いてきた証なのよね。

啜りながら、ふと思い出す。
「べんてん」同様、ここも雨と切り離せない店。
学生の頃、彼女と初めて来たとき、雨宿りさせてくれたのよね。
ま、若い時って、この界隈にたびたび来てしまう事情があるからね(笑)

僅かな食事時間。でも美味しかったです。
全部飲み干している人なんてまったくいなかったけど、もちろん、
汁  完 。

店長さんに「ご馳走様〜」と千円札を差し出せば、
「はいありがとうございます〜」
予め用意されたお釣りが、千円札と交換で素早く出される。

これが老舗の余裕。シビれるぜ〜!

食べたわたしはといえば、コートに袖を通しながら
バッグとアタッシュケースを持って、どうにかこうにか傘を開いて、
バタバタ雨の中に駆け出す。

ああ、みっともないね。

posted by: 青木 健 | | 14:46 | comments(2) | trackbacks(0) |

電子仕上

2010.03.13 Saturday

来たる3月14日は、我らが「多摩組」のイベント「たままつり」です。

今回は、吉祥寺の「武蔵家」さんで行われますが、
なんとその日、「かぶき祭」なる催しがあるみたいなのです。

つい先日まで、多摩組の誰も知りませんでした…。
みんな忙しくてそれどころじゃなかったんですね。



さて、バースウイーク企画が終わった翌日(2月14日)、
多摩組のチルド麺を食べました。

やっぱり「チルド麺」という存在自体が、まず「手軽さ」を優先させて
それから「その中で、どう美味しく作るか?」という始まりなんだと思います。

「ラーメンを食べに行くこと」って、ぼくらのような者にとっては、
食事であり、栄養補給であり、趣味であり、記念であり、ライブであり、
宿題であり、お祝いであり、イベントであり、観光であり、聖地巡礼であり…
という、たくさんの意味がある。
その意味があるからこそ、ラーメンより高い電車賃も払って行くわけで。

でも、普通の人からしたら単に「ごはん」に過ぎないんですよね。
しかもコンビニなんだから、利便性などの効率を一番に考えるもの。
だから「手軽さ」が前提の商品。そんな中での精一杯だったと思います。

やっぱり、家庭用のレンジだと弱くて、バランスが悪くなる。
生田さんが編み出したように、プライパンでも雪平でも使って
スープだけを温めて合わせると、グっと美味しくなります。


わたしが工夫したのは、オイリーさに対抗させて、辛みをプラスすること。
辛味噌が付属されていますが、個人的には足りない。

スチロールの器で食べる麺はどうしても安っぽく感じちゃうので、
温めたドンブリに、レンジアップしたものを盛りつけ。

多摩組
多摩組監修 豚骨味噌ラーメン

入れた辛みとしては、
豆板醤、香辣脆(具入りラー油)、七味唐辛子、一味唐辛子、
鷹の爪の輪切り、ラー油
…と、我が家にあるものを総動員。
かなり辛かったですが、味はさほど損なわれなかったですね。

最後はガリガリと花椒まで挽いて入れました(笑)

当日も、もちろん辛味噌が用意されています。
激辛好きさんには余計にお入れできますよ!

あっ。
これ食べてた2月14日って、バレンタインデーだったんですね…。

それよりも、もうブログが1ヶ月遅れていることの方がショック。

posted by: 青木 健 | | 03:12 | comments(0) | trackbacks(0) |

誕週終了

2010.03.13 Saturday

バースウイークの最後を締めくくるのはこの店しかありません。
15杯目は「中華そば 多賀野」です。

荏原中延駅を降りたのは、開店時刻を少しだけまわった頃。

…あれ? 行列ないじゃない。

1ロット目の何人かが食べ終わった感じの、絶妙なタイミング。
外で待つこともなく、すんなり食券を買って入店。

奥から2席目。
店主と旦那様の目の前。特別リングサイド。砂かぶり。

ドンブリを温めたり、ゆで加減をみたり、お客さんに声をかけたり、
湯切りしたり、チャーシュー切ったり、盛りつけたり、品出ししたり…
そんな風景がとても好きなんです。

でも、じろじろ観るのはなんとなく憚られます。
思わず覗き込んじゃうようなこともないではないですけど、
出来るだけ、さりげなく。
あんまり目を走らせてたり、じっと見つめてたりなんて、
お店の人からしたら、苦笑モノでしょ普通。
ウズウズする気持ちを押さえてるのも、
食欲増進につながる気がしますしね(気のせい?)。

そうこうしてる間に行列が出来たようで、店頭に人々が見えます。

「ハイ、中華そば、お待ちどうさまでーす!」

多賀野
中華そば680円

ン〜。これでっせ。これこれ。
スープを一口、溜め息ついて、麺を啜って、また溜め息。

今日のスープはダシがちょっと薄めかな?
そのせいなのか、ややオイリーに感じましたが、充分に美味しいです。
やっぱりここの美味しさを基本にしていたい。そんな感じ。
味ってほら、相対的なものだから。

ふうう〜満足。
最終日は、「圓」〜「不如帰」〜「八雲」〜「多賀野」という贅沢さ。
41歳の春も、イイ感じで迎えられそうです。


♪41歳のはーるだっから〜
 ラヲタ独身ケンさんのままだーかーらー 冷たい目で見な〜い〜で〜

posted by: 青木 健 | | 01:40 | comments(2) | trackbacks(0) |

時刻調整

2010.03.12 Friday

「不如帰」に続いて訪れたのは「八雲」。
雪は雨にかわって、寒いというより冷たい感じ。
それでも今日はもう、テンション上がってきます。
(今日ってまだ2月15日のことね…)

店の近くで時刻を確認。15:00ちょうど。
昼の部が終わるまでに、まだ30分ある。
よしよし、予定通りのいい感じ。ギリギリとかじゃ申し訳ないもんね。
店の前に到着。二階に上がる階段に足をかけると………

頭上からコトッ、という音がしました。イヤな予感。悪い予感。

………やっぱり。

「17時から営業します」という看板が出ているではないですか…。
雨だってこともあるし、客がもう来ないとみて、閉めちゃったんでしょうか。

こんなときでも入って行ける人はいるでしょうね…。
わたしは無理なんです…。
地方遠征だとか、昼で終わっちゃうとかなら別ですけどね。

夜の部は17:30からのハズだが、17時からとなっている。
これなら次の予定にもかろうじて間に合います。

八雲

で、近くのカフェで待つことにしました。
ノートを出して、仕事を進める……………………
はっと気付くと、20分くらい眠っていました。
寝ていいのはルノアールだけです!


八雲
支那そば/白650円
(こちらではいつも写真を失敗しちゃうけど、今日はまあまあですね)

わたしはよく
「八雲のワンタンは凄く美味しいけどいらない。それくらい基本が美味しいから」
って書いてますけど、ええと…むしろね、

 ワンタン入れると、スープ&麺のバランス的には悪くならないかな?

という疑念が噴出。
味がどうこうというより、たぶん個人的な気持ちの問題なんでしょうけどね。

それくらい、今日のは魚介がグンと顔を出して、バシっと決まってた感じ。
ワンタンは別皿でもらってビール飲んで、それから支那そばってのが
オレ的にはいい流れかもね〜。

ご主人が湯切りする、鮮やかな手際が好きというお客さんは多いですが、
わたしはむしろ、それ以外のぶっきらぼうさがたまりませんです。
ちょっとドキドキします。

次々にお客さんが来ますね。
混み合う前に、わたしは帰ります。

さあ、いよいよバースウイークも最後の一杯へ!

posted by: 青木 健 | | 21:44 | comments(6) | trackbacks(0) |

蛤店会話

2010.03.10 Wednesday

「圓」の昂奮も覚めやらぬまま…「SOBAHOUSE 不如帰」に。

土日は曜日&数量限定のメニューを提供する日。
いつも話題の限定を出してくる「不如帰」の土日は、
開店2時間前からシャッターなんてのもザラ。

でもお店に着いたのはアラウンド14時。
敢えて限定を避けた格好になります。
(まあ、オープン30分前くらいに来ればもう売切れてるわけですが爆)

タイミング悪く、ちょうど満席分のお客さんが入るとこ。
しばらく待って、席につくと…

「今日はようやくお客さんが途切れましたよ…青木さんが来たから?」
「人を貧乏神みたいに言わないでください!!」

アハハ…って奥様も笑わないでください!
その奥様が着ているTシャツ、わたしがネタをパクったものですね。
いつものように、手渡しで提供してくれます。

不如帰
そば750円
(バースウイークなので、味玉サービスしていただいちゃいました)

うん、やっぱりしっかりハマグリですね〜。
何度も書いてるお店の味を書くのは、なんだか気恥ずかしいものでして、
そこはそれでスルーしてしまいますけど、
今日のスープはどことなく迫力がありましたよ。

綺麗に、汁  完 。

今日の山本店主はやけに饒舌。
待ちながら食べながら立ち上がりながらのすべてに話しかけてきます。

「青木さんがこの時間に来るってことは、もちろん連食でしょ?
 どこに行かれたんですか?」

「(その前提はどうなのかと思いつつも当たってて何も言えず)…圓です」
「あっいいな〜! 行ってみたいんですよね〜」

無邪気に目を輝かす山本さん。
でもやっぱり店主さんだけに、味以外のことも気になる様子。

「店の大きさってどのくらいですか?」
「席数ではこちらと変わらない感じですけど、厨房が3倍4倍ありますね」
「そうか〜。いいなあ〜。ウチだとなんにも出来ないからなあ〜」
「そんなことないですよ。色んなメニュー作ってるじゃないですか。
 それに、凪(ゴールデン街)に比べれば充分広いですし」

「あれと比べちゃだめですよ! あれは本当に凄い、っていうかおかしい(笑)」

土日の限定についてもオススメされました。
でも……結局2月限定はいただけなかった。

「このあとは何軒行かれるんですか?」
「一応2軒の予定です」
「夜2軒?」
「いや、昼1軒、夜1軒で」

しかし予定というのは崩れるものなのです…。

posted by: 青木 健 | | 01:18 | comments(6) | trackbacks(0) |

寒空煮干

2010.03.09 Tuesday

バースウイーク最終日、目指すは八王子です。
言わずと知れた「煮干鰮ら−めん 圓」。

傘を持たずに出たものの、八王子駅を降りる頃には雪が舞っていました。
でもいいんです。
雪は体で受け止めるものですし、心はホットです。


通りを歩いてゆけば、彼方に青い看板が見えます。
自然、歩調が早まって。

店の前には、人々が寒そうに行列していました。
わたしのあとに列んだ、夫婦&姑の三人連れはご近所さんなのでしょう。
ひとりがたまらず傘を取りに戻りました。

20分ほど待って、入店。
店主と一緒に働いているのはお母様でしょうか。

できるだけ暖かい店内で待てるように外に声をかけたり、
先ほどの「夫婦と姑」に対して、とても気をつかい、
三人が列んで食べられるように配慮しておられました。

とりあえず空いてる席に座ってもらって
「何番さんと何番さん、ご一緒です〜」と、店主に声をかける。
店主はそれらのラーメンを同時に提供するよう作り、その間に席が調整される。
自然かつ見事な連携プレー。

BGMのない店での、優しいBGM。

圓
煮干そば680円

……もうですね、凄まじい美味しさです。
初めて食べたときの衝撃が寸分失われません。

ここの味について、雑誌の紹介などでは、
「煮干の味が充満している」とか、
「煮干のエグみや苦味を取り除き、旨味だけを抽出している」とか、
そんな風に書かれています。
でもこうして改めて食べてみるに、

……これって、本当に煮干なの?!!

それくらい香り高くてあまやかで、後を引く。

平打に変わった麺は、舌に対してモニュモニュと当たり、官能的かつ楽しい。
チャーシューも確かな仕事が伝わってくる香ばしさとジューシーさ。
どこからどこまで、隙がない美味しさです。
チャーシューは二枚、味玉が半分乗って、このウマさ。
贅沢なラーメンですね〜。

これもまた「元」と同様、端麗系とかあっさりとかで片付けちゃいけない
凝縮感と力強さを備えています。

というより、もはやこれは煮干ではないのかもしれない。
煮干のダシが、店主によって煮干ではないものに昇華されたような…
そんなホレボレする世界です。

もち、汁  完 。


おかわりしたい気持ちを堪えて、次の店へ。
まずは一気に新宿まで戻ります。

posted by: 青木 健 | | 18:32 | comments(6) | trackbacks(0) |

初訪漆黒

2010.03.09 Tuesday

方南町といえば。
もうすぐ移転のため閉店となる(本当は去年閉まるはずだった)
「我流旨味ソバ 地雷源」です。

香門ピカイチさんと合流し、彼と久々の「麺飲み」。


迂闊だったのですが、金曜日は「BLACK FRIDAY」。
初めてです。
「HOLIDAY」にも行ってなかったわたし。
昔から限定への食いつきが弱い。

店主の鯉谷さんとは、あちこちでお会いするんですが、
店舗ではもう大分お見かけしてないですね。
入ってるとは思うんですけど、どうにもすれ違い。

ブラックフライデー
ロイクーメーン850円

黒いラーメンというと、あれやこれやが頭に浮かび、
もっと味としても塩分としてもガッツン来るのかと思ったら、
とってもまろやかなんですね〜。

ちゃんとイカ墨を効かせようという気持ちが感じられます。
えっ? イカ墨の味?
もう5年くらい食べてないものの味と言われてもねえ…。
塩辛の黒作りは食べますけど…。

というわけで、汁  完 。

思った以上に美味しかったですが、
やっぱり「我流旨味ソバ」が好みです!

細かいことを言えば、穂先メンマと炙りチャーシュー、麺が選択できて
奥様が運んでくださった頃…が一番好きかも。

「ラーメン好き」だけど、「ラーメン屋好き」でもあるのでね。


香門ピカイチさんと昨今のラーメン事情について語りながら
徒歩で笹塚の居酒屋「井ぐち」に移動。

少し前に来たんだけど、「先日はどうも!」と言ってくれました。
大勢だったから絶対に憶えてないと思ったんですけどね。
美味しくて、居心地よくて、店員さんが気持ちよくて、いいお店です。
常連さんのひとりがやたら声を張るので、話がしにくかったことを除けば(^-^;

井ぐち
ガツ刺しと、中から白レバーがとろけ出る名物「白レバ焼き」。

posted by: 青木 健 | | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

病中奮闘

2010.03.08 Monday

一旦部屋に戻り、仕事をしました。
夜の営業時間になるのを待って西武柳沢「くぼ田」へ。

先日「七彩」のあとに行ったときは臨時休業でしたが、今日は大丈夫。
オープン直後。最初の客です。

ご主人、マスクをしておいでだった。
時折発する、小さな咳。
そうか、風邪を召されて休まれたんですね。

何度か書いていることですが、
「カウンターのみ、飾り気の少ない小さな店舗、年配のご主人がひとりきり、
 シンプルなメニュー構成、和風ダシの効いた“中華そば”的ラーメン」
…と揃うと、嫌が応にも「めん家」さんを思い出してしまいます。

風邪をひいたご主人を見ると、
ご病気と闘い続けた「めん家」のご主人がオーバーラップします。
そういうラーメン屋さん、好きなんですよね…。
「人を雇っていない」ということ1つとっても、
そこにその方の、職人としての思いが垣間見えてきたりして。

こちらのご主人はとても無口で、淡々と作業していますが、
よく見ていると、3段階の湯切りをされています。
じろじろ眺めるわけではなく、音を聴いていてもわかるんですね。

くぼ田
ラーメン700円

和風ダシがしっかり効いてますね〜。
やっぱりラーメンは極力シンプルなのに限る。
麺とスープを食べることに没頭できるから。

麺、また少しだけ細くなったかな…?
初めて食べたときには、やや太めに感じた麺に違和感があって、
「もうちょっとだけ細い方が好みかな」なんて感じたものですが、
こうしてみるとあの麺が懐かしく、また食べてみたくなります。
ないものねだりですね。

味の感想というのは「もっと○○な方が…」という表現が往々にして
多いのですが、違和感がまったくなくなったものを口にして
感動できるかというと、きっとそうではないはず。

バラのチャーシューについても同じ。
最初は「これで肩ロースだったら…」と思ったりしたけど、
今はこれがいいんだろうと思えます。

柚子は3回にわけ、少しずつ齧って。
これがまたよく合っていいんですね〜。

小さくなった柚子を口に入れ、スープを飲み干す。

くぼ田
汁  完 。

そして「くぼ田龍」をGET。ふう〜。美味しかった…。
ご主人さま、早く風邪を治してくださいね。

さて、お次は方南町へ。

posted by: 青木 健 | | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0) |

特製是非

2010.03.08 Monday

成増という地名、駅名を初めて知ったのは、「とんねるず」の「一気!」です。
それからおよそ四半世紀が過ぎましたが、それ以外に成増についての知識は、
ひとつしかありません。

「道頓堀」というラーメン店がある、ということのみ。

ちょうどお客さんが入るところでした。
その方に続いて食券を買おうと思ったら…
釣り銭口に10円玉が残っていたので、その方を呼び止めて渡します。
するとホールを仕切る店主の奥様が、

「あら優しい〜」

階段の上へ向かって列びます。
そこに貼ってある紙には、「かべがみを はがさないで」とあります。
誰かがイタズラしたらしい「なるべく」という文字に線が引かれ、
「ぜったい!」と書き直してありました。
周囲の壁紙を見れば、ちまちまと破られた箇所が無数にあります。

過去に学校の用務員をしていた女性(現在は劇団の主宰及び脚本家)に
話を伺ったことがありますが、トイレをぴかぴかにしたときに限って、
わざと汚す人間がいるのだそうです。
何故そんな不必要なバランス感覚があるのかわかりませんね。


席につき、水を注ごうとすると………ガラッ。氷の音。
それが聞こえたのでしょう。
後ろを向いて作業中の奥様がそのままの姿勢で、
「あ、お水ないですね〜」と声をかけ、すぐに新しい水差しが用意されました。

これとまったく同じこと、以前にもありました。
気楽そうに見えて、全方位に気を配っているのですね。


話は変わりますが、ラーメン店には「特製」という概念があります。
中野「青葉」が、その味だけでなく普及させたもので、
このシステムを取り入れた店もかなり多い。

その店の一番シンプルなメニューに、メンマやチャーシュー、味玉などを
乗せたもの。いわゆる「全部入り」なのですが、商品特質は青葉以前のものと
まるで違います。もっというと、取り入れた青葉以外の店とも異なる。

その、最大にして最高の仕掛けが、
「メニューには普通のものと特製しかなく、個々のトッピングがない」こと。
普通の「中華そば」を敢えてメニューに入れておきながら
常に特製をメイン商品として世に出し、認知、訴求させることに成功、
客のほとんどが「どうせだから…」と特製を注文する。
つまり実に自然に、ラーメン単価を「中華そば650円」ではなく
「特製中華そば850円」に設定できている。
さらにオペレーションがシンプルになり、オーダー間違いも減る。
これこそ、ビジネス面での、青葉の優れたポイントのひとつだと思います。

わたしも青葉では特製を注文しますが、基本的にそれはノーサンキュー。
「中村屋」の「特・中村屋」にもさほど魅力を感じないし、
ここ「道頓堀」の「特製中華そば」も食べたことがない。
基本のメニューが存分に美味しいしい店なら、それで充分。
華美な装いは、却って魅力を欠く結果になりかねない。

だが、このままだと永遠に口にしない可能性もある。
そこで今回は初めて特製をオーダーしてみることに。


道頓堀
特製中華そば950円

やっぱり美味しい。そして豪勢だ。
ガッシリ食べ応えのあるチャーシューも、滑らかでしっかりしたワカメも、
しっとりした味玉もいい。
だが、こう言ってはなんだが、普通の中華そばが食べたくなった。

わたしにとって具が多いことは、必ずしも良い効果をもたらさない。
「出来るだけシンプルなものを味わいたい」のだ。
その方が、その場で満たされると同時に
「次に来るときへの助走」となり得るのだから。

こだわりの鳴門産ワカメだけは乗せてもいいかな。


食べているわたしの背後では、奥様と常連さんとお話中。
奥様が朗らかに言う、

「飲み倒しちゃって、今日はモノが二重に見える〜!」
「みんなの名刺が散乱しててさ〜〜おっかしかった〜」
「バスの中、最高だった!」
「でも店主はついてこれなかったみたいだけど、店主は!」

といった声が、断片的に聞こえてきます。

道頓堀の常連・どるふぃんさんのブログによれば、こういうことだったみたい。


もし成増に住んでいて、道頓堀が他の街に移転したり、
閉店してしまったりしたら、その寂しさは計り知れませんね。
そういう意味でも、ずっと続いて欲しいお店です。

汁  完 。ご馳走様。
次に来たら、醤油と麺を変えているという塩を食べてみたい。
…いや、それはもう少しあとかな。

posted by: 青木 健 | | 03:40 | comments(4) | trackbacks(0) |

従容愛顧

2010.03.06 Saturday

バースウイーク6日目。
本日最初のお店は「一本気」です。
意気込んでシャッターしたいところでしたが、
朝からみっちり仕事をして、昼頃に出発。


今年の「一本気」来訪は、これまでとちょっと意味が違います。
比内地鶏を使ったバランスのいい無化調のラーメン店であると同時に、
2009年の話題を独占した「元」の修業先、でもあるのです。

折しも先日3/2日のテレビでは、
「元」が審査される前に「一本気」の店主夫妻に食べていただき、
指南を仰ぐという1コマがありました。


いつも「一本気」に来て思うのは客層の広さ。
背広姿があったり、お年寄りがいたり、主婦仲間っぽい方がいたり。
今日の隣席には、20歳くらいの娘さんとその母という親子。
平日の昼間ですから、学生なんかはまずいないわけで、
ラーメン好きよりも、地元民にしっかり愛されたという雰囲気ですね。

入店が13時過ぎだったので、空席もありました。

一本気
比内鶏つみれそば/しお880円

毎度毎度、馬鹿の一つ覚えのように、つみれそば。の塩味。
いつの間にかレンコン(の素揚げ?)が乗るようになったんですね。

20個ほども乗った比内鶏つみれ。
2つ食べては麺を啜り、また2つ食べてはスープを飲む。
やがてスープに浸された「ホウレン草の海苔巻き」がほぐれ、
広がってきたそれをつまみながら…。
…まさに至福のひとときです。

繊細かつ鮮烈、華やかなのは「元」の方ですが、
「一本気」には全体のまとまり、落ち着きがあります。
浅田真央ちゃんのトリプルアクセルはないかもしれないけど、
中野友加里さんのような抜群の安定感。
それは年輪を重ねたお店に滲んでくるものなのかもしれません。

たまにはつけ麺を食べてみようかな。
朝霞台時代に一度だけ食べたんだけど、美味しかったもんね。

もちろん最後は、グラスの水を飲み干してからスープをいただく。

そんな比内鶏つみれそば、わたしに惜しまれつつ、汁  完 。


さて、東武東上線といえば…

posted by: 青木 健 | | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

未定即決

2010.03.05 Friday

「べんてん」に行った夜のこと。
雨は一層、強くなっていました。

先日の散歩会で、ある青年と会いました。
小説家志望の彼が書こうとしているのが、ヒーローもの。
あら偶然。
わたしが描いている漫画もヒーローもの(肝臓人間ヘパリーマン)。

散歩の途中、時折ジョジョ言語を交えながら語るうち、
かなりトークに熱が入ってきた。
なにしろふたりとも、バカバカしいものを真剣に創っているのである。

そんな彼と待ち合わせ、ギュウゾウさんが木曜日だけ担当している
古本屋バー「ひらいし」に行きました。


待ち合わせまで、あと20分くらいあるね………………

……………………食うかッ

バースウイークのラインナップには入れてなかったけど、
これはもう行くしかない。

「くじら軒 学芸大学店」

数ある「くじら軒」の支店の中でも評判のいいお店。

どんなスープも―それがキチンと素材からとったものなら―リスクが伴う。
澄んだスープの場合は、最後の調理工程もそのひとつ。
ちょっとしたスープのすくい方、注ぎ方、早さなどで味が変わる。
だから作り手の匙加減で違いが出てきてしまうのでしょうね。

くじら軒
ラーメン(薄口醤油)700円

以前は、薄口醤油の「ラーメン」には半玉子、
濃口醤油の「支那そば」にはナルトと、見た目に差があったのだけど、
だいぶ前からナルトに統一され、ちょっと寂しい。半玉子復活を願います。

魚介スープの中に、干し椎茸のような旨味を感じますね。
というか、それがかなり主張します。
ええと、グアニル酸でしたっけ。
わたしがまさかそれを味わい取っているとも思われませんが、
単に魚介で攻めてくるのとは違う「和」フィーリングがありますね。
麺のゆで具合もイイ感じでした。

古さと新しさの意識的混在。そんなラーメン。
汁  完 。


その後、駅で青年と合流して「ひらいし」に。
ビールを出すので精一杯な「木曜店長」ギュウゾウさんゆえ、
みんな今日も持ち寄りです。
そこでもらったチロルチョコ(北海道チーズ)。

ひらいし

もの凄くチーズが主張する。思わず赤ワインを注文。
チロルなのに30円もするらしい。
しゃーない。ホワイトデーには3倍返しするよ。

ひらいし

こちらは黒豚の豚味噌。
これは…と誰もが思う中、店員(じゃなくて常連ね)がご飯を買ってきて、
急遽、焼きおにぎり。これがまたバカウマ〜!

この日、電車が止まりそう(雨のせいだったか?)とかいうので、慌てて帰宅。

posted by: 青木 健 | | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

雨中妄想

2010.03.03 Wednesday

「べんてん」に到着したときは、すでに14時を回っていた。
「御天」を食べてから朝まで生仕事だったので、
起きたのが12時過ぎだったのです。


しとしと、さらさらと冷たい雨が降っています。
そういえば、前回「べんてん」に来たときも雨でした(傘を盗まれました)し、
どうも「べんてん」とは雨で繋がっている気がするんですよね。

 ♪べんてんに来る日は 不思議なくらい 雨が多くて〜
  二時の店主帰宅 間に合うだけで 幸せになる〜
                 飛鳥涼「はじまりはいつも雨」替え歌

東池袋大勝軒(旧店舗)に行くときは、何故か決まって睡眠不足でした。
ほとんど徹夜でグロッキー状態が多かったです。
理由はまったくわからないんですけどね。
そういった偶然なのか無意識なのかわからない「関わり方」ってありますね。


さて、3〜40分くらい列びましたかね。
前に並んでたカップルに続いて入店。
今日は心配なく傘を傘入れに。
どうだ、これを盗めるものなら盗んでみたまえ。

店内を見ると、焦がし醤油、焦がし塩、塩ラーメンの紙。
焦がしはこのとき初めて目にしたんですが、
塩も最近はそんなに早くなくならないのかな?


前回来たときにホレた女性店員さんは、むらさんの報告により
外国人であることが判明。今日もトラガスが光ってます。

ときどき、外国人ゆえか、
「こんなとき、日本語でなんて言っていいかわからない…。困っちゃう」
そんなニュアンスが読み取れました。
いえ、もしかすると
「そうじゃなくて、こうした方が絶対効率いいって!」はたまた、
「あー、あたしがやった仕事、直してる〜!」なんて思ってるのかも。

…ともあれ、彼女がひとり立ち尽くすとき、
上唇で下唇を抱え込んでみたり、ちょっと頬を膨らませてみたりする。
そんな仕草が妙にカワイイ。


……ストーカーですか!!!


べんてん
ラーメン750円

べんてん
青木撮りだとチャーシュー乗ってないみたいなので、逆側から。


いやもう、ほんと、この麺のウマさったらない。
むおお〜って啜り込み続けちゃいます。

バランスを考えて食べず、心の趣くまま麺だけ啜っていても
量があるから平気。
いつも呼吸が乱れちゃって、酸欠よ。
途中、ドっと重く感じるラインがあるんだけど、
そこを越えてこその「べんてん感」があるのよね。

つけめんは好きですけど、やっぱりラーメンも外せませんわ。

べんてん
汁  完 。

「御天豚」に続き「べんてん龍」ゲット。


ここで話はわたしが食べ始めたあたりに遡ります。

左隣には先ほどの、20代とおぼしきカップル。
高田馬場で「麺屋 宗」じゃなく、「べんてん」に来るなんて、いいねえ。
彼氏は何度も来ていて、彼女を初めて連れてきた模様。
そんなことが……あったなあ…

 ♪見て〜ご〜らん いま歩いて〜ゆく〜
  あ〜んなふたりを 昔みーたね〜  中島みゆき「海鳴り」


彼氏がつけめん、彼女がラーメン。
あ、いかん。いかんよ。
彼氏さん、あんた食べるスピード早過ぎるって。

そりゃ美味しさを考えたらノロノロ食ってられないけど、
あんたがまず考えるのは、彼女のことでしょ。
だって、食べるスピードを理解してないくらいの間柄なんだから。
ラーメンの方を麺少なめで注文してあげるとか、
交替しながら少しずつ自分の方が多く食べるとかしないと、
彼女の精神的負担が大きくなるばかりじゃない。


ま、余計なお世話なんですけど。


「ラ部」の秘技として、「痩烏(やせがらす)」というものが存在する。
これは、一度に啜る量をさり気なく減らし、相手に気付かれることなく
連れとの食事スピードを合わせる技。極めてジェントルだが難易度も高い。
これは、烏は痩せていてもあまり目立たないところに由来する。
               民明書房刊「ラ部 その神髄と奥義」

posted by: 青木 健 | | 00:45 | comments(8) | trackbacks(0) |

無酒豚骨

2010.03.02 Tuesday

七彩に行った、その日の夜中2時頃。

あるお届けものと共に、わたしは「御天」にいた。

バースウイーク的には、そこまで好みのラーメンではないのだけど、
もはや「御天」は別格。
好みなんていう些末なことでは測れないほど、生活の一部になっている。
わたしに、豚骨のイロハを教育してくれた店である。

先日「食べたけど食べたことにしてない」せん菜ラーメンを食べに来たのだ。
深夜仕事の夜食なので、グっと堪えて酒はなし。

御天
せん菜ラーメン800円、替玉150円

まず粉落とし、替玉はハリガネ。
替玉には胡麻。途中から辛子高菜、麺がなくなったら紅ショウガ。
いつもと同じ。
数年前は普通の胡麻だったのが、今はミルのすり胡麻。
きっと、無謀なくらい入れちゃう人が多かったんじゃないかな。
それでいて、スープとともにゴッソリ残して帰るとかね。

今日のスープはかなり飲みやすいタイプだった。
油脂もさほどじゃなく、濃度も低く、口当たりさらっとしてる。
御天としてはライトだけど、他と比べるとどうかな〜?

とにかく、やっぱウマいっスね!

御天

汁  完 &粉  完 。


…この時、完全に「御天ラ部Tシャツ」の着想が固まる。
アイデアはデスクで生まれるものじゃないぜ。

ラ部Tはいつも、ラーメンを食べたときの昂奮とともに!!

posted by: 青木 健 | | 22:38 | comments(2) | trackbacks(0) |

試作手打

2010.03.01 Monday

その翌日は「麺や七彩」です。
あえて昼時を避けてみたんですが、さすが人気店。店内は満席…

…かと思いきや、ひとつ空いていました。
そういうの、嬉しいですね。運命的に用意されていたみたいで。
(そのあとすぐ行列ができてしまったこともあり)

ちょうど席が埋まったところらしく、少し待ちます。
すると、わたしの分に取り掛かる藤井さんが、こちらに来て、

「青木さんの、試作の手打ち麺でもいいですか?」と。

断る理由もないのでお願いしました。嬉しい誤算です。
なんだろう。手打ち麺…。

七彩
塩らーめん(中盛、試作の手打ち麺)720円

この紅のレンゲが見た目からくる食欲、ひいては味そのものに
直結しているであろうことは、わたしのような者にはかなり重要なポイント。

運ばれてくる段で香りが誘い、レンゲでスープを運べば、
舌に乗ってすぐから後味まで、存分に楽しませてくれます。
…やっぱり、寒気がするくらい美味しいです。

バラチャーシューの旨味もさることながら、
モモチャーシューの、しっとり、ふんわりしたミディアムレアな食感……。
脂の柔らかさじゃない、火がうまく通った肉の、さっくり優しい弾力。
一口齧っただけで、溜め息ついてしまいます。

チャーシューが香ばしい醤油味なので、塩味の中でハっとさせられます。
七彩をはじめとして、醤油も塩も美味しいお店において、
なぜか塩を頼んでしまいがちなのは、どうもこのあたりにあるようですね。

薬味好きなわたしですけど、中でも三葉は別格。
豆腐の味噌汁でも、自分にご褒美なときは三葉を乗せます。

で、その試作麺。
ぷるぷる、もちもちとして、味としては変わらず美味しいですが、
少し不揃いなので、ちょっとだけ食感が豊かな気がします。
そしてスープの感じ方にも微妙な違いが出ている。
なんとコメント差し上げたのかは忘れちゃいましたが。

訊いてみたら粉は同じで、全行程で完全に手打ちしているそうです。

「実はウチのスタッフが店を出すことになりまして、
 そいつが打った麺なんですよ」

「えっ! そうなんですか」

わたしが反応したのは「店を出す」というところです。
七彩から巣立ち、独立する人が出るとは……時は早いものです。

「実は彼がそうなんですよ」

わたしの隣の隣にいたのが、その方でした。

「お客様に初めて食べていただきました。ありがとうございます」

ええ〜。すみません。
親御さんとかじゃなくて良かったんでしょうか…。

手捏ね、手延べ、手切り、手揉み。大変な手間をかけて作られた麺。
ラーメンで、完全に手打ちのお店というのはあまりありません。
どこかの工程で機械を使うものですから、それだけでも充分価値があります。

応援しています。頑張ってくださいね。


続けて「くぼ田」へ行きますが……なんと臨時休業。
まあ、いいことばかり続かない方がいいのです。
悟ったことを言うようですが。

posted by: 青木 健 | | 13:25 | comments(2) | trackbacks(0) |

深夜熟女

2010.03.01 Monday

「元」に行ったのは火曜日。

火曜日といえば、「CIQUE」の夜営業が長い日です。
一杯だけ飲んで、食べて、さっと帰るつもりでした。

CIQUE

一番奥の席で、ビールを。
常に一席くらいが空いていて、ひとり帰ればまたひとり来店する、
これくらいの好循環が、須藤店主の理想なんだろうなと思いました。

さて麺かなという頃、うらちゃんがいらっしゃいました。
ツマミを列べてしっかり飲んでいて、席を移ってきていただいたので、
それじゃあわたしももう1本。

ついでにメンマを買って、腰を据えることに。
う〜ん。1杯飲んでさっと帰るなんて粋なこと、わたしには出来ないな。

でももう麺いっとこうかな…と思うや、FILEさんが来店。
そのときほとんど一緒に見えたのが、昨年末に須藤さんと飲んだとき、
その店にいらして合流した須藤さんのお友達。

CIQUE

彼のお土産をお裾分けいただいたり、それがまた日本酒に合うもので、
須藤さんご自身も大好きな「磯自慢」の純米吟醸を、わたしが誕生日
だからと出してくれたり。…シアワセ。

CIQUE

まもなくお店は「CLOSED」。
その後FILEさんが麺を食べてお帰りになり、残り3人はまだ盃を重ねました。

CIQUE
塩ラーメン700円、焼きトマト150円

美味しいですね〜。久々に清湯醤油(火曜限定)も食べたいな。

こちらの清湯スープは、時間によって変化していくのですが、
今日のはほんと、まさに熟女ですね。
須藤さんにそう言うと
「ボクはやっぱり女子高生状態が一番好きっスね〜」
でも熟女もイイですよ。
若い女にはない、情っていうか深みっていうか、ってなんの話?

この文章の流れでいくと、この言葉も別の意味をもっちゃいそうだけど……

汁  完 。


0時を過ぎて出てきたのは「臥龍梅 純米吟醸 袋吊り雫酒 (五百万石)」。
わたしが知っていたので須藤さんは感心してくださいましたが、
わたしが、日本酒にハマっていくキッカケとなった静岡のお酒なんです。

須藤さん、少し前に生まれたお子さんの話になると、
「やっぱり自分の子はカワイっスね〜!」と目を細めていました。

こうして最後のひとりになるまでずるずるとお邪魔。
まったくダメな大人ですね〜。

posted by: 青木 健 | | 01:33 | comments(2) | trackbacks(1) |