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赤黒逆転

2010.07.07 Wednesday

以前に味をシフトした「初代けいすけ」が、
外装をリニューアルし、さらに新メニューを追加した。

この店がラーメンシーンに躍り出たのは、
その味とともに「黒いスープ」というインパクト。
さらにいうなら、イタリア製の赤いドンブリとのコントラスト。

映画「天と地と」のコピーを思い出させます。

新メニューは、それを逆転させ「赤いスープに黒い器」なのだという。
その発想、わたし的にはかなり好き。


というわけでシャッターで一番乗り。
店主・竹田さんもいらっしゃいました。
「あれ? 青木さんどうしたの?」
「いや…普通に…食べに…」
そんな竹田さん、新品のコックコートに着替えて、気合い充分。

ラヲタっぽいお客さんは全然いませんね。
わたしの後ろに並んでたのは老夫婦でしたし。

初代けいすけ
裏けいすけ780円

初代けいすけ

しかしなんですね、赤と黒が入れ替わっただけで、普通の見た目になりますね(^-^;

おっ、これは辛い。かなりいい汗かきます。無料の小ライスは必須ですね。
でも辛さだけで押してくるわけじゃない。

「この甘さは……豚骨から? いやいや野菜? はたまた果物か…?」

なんてラヲタな推測。
ウマいですね。どことなくオリエンタルな方向という気がします。
汁  完 。
店を出ると、竹田さんが外にいたので、先ほどの疑問をぶつけてみました。

「どう、結構辛いでしょ」
「でも甘さも結構ありますよね〜。あれって何の甘さですか?」

「○○だよ」

ズッコケました。全然違うんだもの。わたしの味覚なんて全然ダメね…(^-^;

皆さんも、わたしが「好き・嫌い」以上の味の評価を始めたら、
話半分にしといてください。

posted by: 青木 健 | | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

隣店訪問

2010.07.07 Wednesday

「これがねー、意外にイイんですよ!」

そう聞いていました。
「多賀野」の近所に開店したラーメン屋さんの噂。
それも既に1年前の話。
有名店の近所にオープンするだなんて、

挑戦? 便乗? 偶然?

名前も和歌山ラーメンの有名店「井出商店」と1文字違いだし。
…狙ってる?(本名なんでしょうけどね)

このケースとは逆に、鳴り物入りで出店した有名店がほんの数年で撤退し、
その近くに昔からある中華料理屋は何事もなかったかのように
普通に混んでいる…なんてこともある。

様々に憶測してみるも結論は出ず、しかし美味しいのなら行ってみたい。
そう思いつつも「多賀野」でダブ完してたりする。
このタイミングを逃すと、また1年が過ぎかねない。そんなわたし。


というわけで「多賀野」からの連食で「井田商店」さんに。

内装はレトロ演出なのね。この手のは画一的になりがちなんで、
オリジナルな方が好きだけど…。

カウンターに座って、出されたお冷やを飲むと…
「お決まりですか?」
えっ? えーとーメニューは?
…なにッ!? 背後の壁かッ! もー、汗でるわ。

「特醤油」というのがあり、プッシュされてるので訊いてみた。
「特醤油ってどんなのですか?」
あ、いわゆる全部増量の「特製」ですか。
特別な醤油を使ってるのかと思いました。
って、壁にも書いてあったね。冷静さを失ってる。

井田商店
醤油ラーメン650円

あらっ、ほんとに美味しいじゃないの。
こんなに濃い色してるけど、ショッパくない。
押してくるのはむしろ甘さ。
カイワレや青葱がよく合いますね〜。

調理に集中してる旦那さんと、にっこり笑顔の奥さんの接客もいい感じだし、
多賀野に並ぶのがいやな人なんかも重宝するでしょう。

この店のアドバンテージ、他の店が簡単に真似できない点は、
「外から聞こえる電車の音」じゃないかと思いました。
なんだかこのラーメンや内装と妙にマッチしてるんですよね。
その適度な「郷愁のそそり感」。

まさに、近所にあったら嬉しい、という感じ。
また来たくなる、応援したくなるお店ですね。
汁  完 。

posted by: 青木 健 | | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

全品制覇

2010.07.07 Wednesday

「御天」や「大慶」で行っている「全メニュー制覇への道」。
他の店ではそんな真似はそうそうできません。

なにせわたしはサイクラー。
上記2店は基本的に同じラーメンで、トッピングの違いなのでいいですが、
店によってはメニューによってガラリと表情を変えてしまったり、
スープからして違ってしまう場合もあります。
それらを制覇するのも、ましてサイクルするのも大変だからです。


大好きな荏原中延「多賀野」で頼むのも、十中八九「中華そば」。

でも、こちらで一品主義を貫くのは非常にもったいない話。
なにしろ多賀野の異名は「何を食べても美味しい店」です。

そしてその言葉をラ部Tシャツに刻印するのです。
されば、わたしも制覇しなくてはならない。
一通りは食べているものの、まだ手をつけていない最後の砦。それが、
「酸辛担めん」です。

サンラータンメンというと、ラー油の辛さと、香酢や黒酢で効かせた酸味を
溶き卵で和らげていただくもの、というイメージ。
さて、多賀野のそれはいかなるアプローチでしょうか…。
「担」がついているから、担々麺ぽいのかも…

多賀野
酸辛担めん730円(煮玉子100円)

多賀野

白髪葱の上に鷹の爪。うずたかく盛られたビジュアルがいいですね。
それに負けず美味しいです。
で、結構な辛さ。ただ、酸味や辛みだけじゃありませんね、
山椒のシビレる「麻」もあるし、搾菜の塩気、「鹹」もあります。
凄く複合的な味世界。
そういう意味では担々麺にも通じる。なるほど〜な意欲作。
でもこれはちょっと上級者向けかな。
普通に「ラーメン食べたい!」で来た人は頼まない方が賢明。
汗をたらしつつ、汁  完 。


漫画「すすめ!! パイレーツ」で、粳寅満次が、一度の来店で店にある全メニューを
食べ尽くすという話がありました。
野球とまったく関係なくて印象に残ってたんだけど、まさか10年以上経って
「世にも奇妙な物語」で玉置浩二主演で映像化されるなんて思いませんでした。

さらにそれから15年ほどして、
「7種類もある冷やしラーメンを一度に食べてしまう女性」と
知り合うことになろうとは…夢にも…。

posted by: 青木 健 | | 00:06 | comments(2) | trackbacks(0) |