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寒空煮干

2010.03.09 Tuesday

バースウイーク最終日、目指すは八王子です。
言わずと知れた「煮干鰮ら−めん 圓」。

傘を持たずに出たものの、八王子駅を降りる頃には雪が舞っていました。
でもいいんです。
雪は体で受け止めるものですし、心はホットです。


通りを歩いてゆけば、彼方に青い看板が見えます。
自然、歩調が早まって。

店の前には、人々が寒そうに行列していました。
わたしのあとに列んだ、夫婦&姑の三人連れはご近所さんなのでしょう。
ひとりがたまらず傘を取りに戻りました。

20分ほど待って、入店。
店主と一緒に働いているのはお母様でしょうか。

できるだけ暖かい店内で待てるように外に声をかけたり、
先ほどの「夫婦と姑」に対して、とても気をつかい、
三人が列んで食べられるように配慮しておられました。

とりあえず空いてる席に座ってもらって
「何番さんと何番さん、ご一緒です〜」と、店主に声をかける。
店主はそれらのラーメンを同時に提供するよう作り、その間に席が調整される。
自然かつ見事な連携プレー。

BGMのない店での、優しいBGM。

圓
煮干そば680円

……もうですね、凄まじい美味しさです。
初めて食べたときの衝撃が寸分失われません。

ここの味について、雑誌の紹介などでは、
「煮干の味が充満している」とか、
「煮干のエグみや苦味を取り除き、旨味だけを抽出している」とか、
そんな風に書かれています。
でもこうして改めて食べてみるに、

……これって、本当に煮干なの?!!

それくらい香り高くてあまやかで、後を引く。

平打に変わった麺は、舌に対してモニュモニュと当たり、官能的かつ楽しい。
チャーシューも確かな仕事が伝わってくる香ばしさとジューシーさ。
どこからどこまで、隙がない美味しさです。
チャーシューは二枚、味玉が半分乗って、このウマさ。
贅沢なラーメンですね〜。

これもまた「元」と同様、端麗系とかあっさりとかで片付けちゃいけない
凝縮感と力強さを備えています。

というより、もはやこれは煮干ではないのかもしれない。
煮干のダシが、店主によって煮干ではないものに昇華されたような…
そんなホレボレする世界です。

もち、汁  完 。


おかわりしたい気持ちを堪えて、次の店へ。
まずは一気に新宿まで戻ります。

posted by: 青木 健 | | 18:32 | comments(6) | trackbacks(0) |

初訪漆黒

2010.03.09 Tuesday

方南町といえば。
もうすぐ移転のため閉店となる(本当は去年閉まるはずだった)
「我流旨味ソバ 地雷源」です。

香門ピカイチさんと合流し、彼と久々の「麺飲み」。


迂闊だったのですが、金曜日は「BLACK FRIDAY」。
初めてです。
「HOLIDAY」にも行ってなかったわたし。
昔から限定への食いつきが弱い。

店主の鯉谷さんとは、あちこちでお会いするんですが、
店舗ではもう大分お見かけしてないですね。
入ってるとは思うんですけど、どうにもすれ違い。

ブラックフライデー
ロイクーメーン850円

黒いラーメンというと、あれやこれやが頭に浮かび、
もっと味としても塩分としてもガッツン来るのかと思ったら、
とってもまろやかなんですね〜。

ちゃんとイカ墨を効かせようという気持ちが感じられます。
えっ? イカ墨の味?
もう5年くらい食べてないものの味と言われてもねえ…。
塩辛の黒作りは食べますけど…。

というわけで、汁  完 。

思った以上に美味しかったですが、
やっぱり「我流旨味ソバ」が好みです!

細かいことを言えば、穂先メンマと炙りチャーシュー、麺が選択できて
奥様が運んでくださった頃…が一番好きかも。

「ラーメン好き」だけど、「ラーメン屋好き」でもあるのでね。


香門ピカイチさんと昨今のラーメン事情について語りながら
徒歩で笹塚の居酒屋「井ぐち」に移動。

少し前に来たんだけど、「先日はどうも!」と言ってくれました。
大勢だったから絶対に憶えてないと思ったんですけどね。
美味しくて、居心地よくて、店員さんが気持ちよくて、いいお店です。
常連さんのひとりがやたら声を張るので、話がしにくかったことを除けば(^-^;

井ぐち
ガツ刺しと、中から白レバーがとろけ出る名物「白レバ焼き」。

posted by: 青木 健 | | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |